考古学研究会岡山例会へ行ってきました

やっと再始動した天狗山古墳報告書の打ち合わせを兼ねて、久々に岡山大学へ行ってきました。赤磐市のA君よ、あきれかえってないで温かい目で見てね。もう少しで出しますから。

さて、本日の発表は奈良県立橿原考古学研究所附属博物館に勤務されている安藤さんと徳島県埋蔵文化財センターの近藤さんによる発表です。

安藤さんは立坂型特殊器台の形式学的細分をテーマにして発表されました。立坂型特殊器台とは、近藤義郎・春成秀爾両先生により1967年に発表された論文「埴輪の起源」にて提唱された最初期の特殊器台であり、総社市にある立坂遺跡例を標識とします。

安藤さんは文様の細分類と、間帯と呼ばれる文様帯と文様帯の間にある沈線文帯の成形技法に着目して類型化されていました。

かなり詳細な観察に基づく研究で、これまで多様な展開を見せると思われていた初期特殊器台の時期的変遷と、向木見型特殊器台へ向かっての制作技術の斉一化、文様の変遷などを整理されていたようです。

正直、あまりたくさんの例を見たわけではないのですが、立坂型は内面ケズリの方向、間帯形状、文様の形態などに多様な要素が見られる段階と、内面横ケズリ、文様が横方向に連続する弧帯文へ斉一化されていく段階の2つが認められるのかなぁ、とか素人目に思っていたので、かなり興味がそそられましたね。

続く近藤さんの発表は徳島市上八万町にある川西遺跡の調査成果に関するものでした。調査で見つかった鎌倉時代の石積みによる護岸施設を紹介されるとのことでしたが、残念ながら私用にて失礼したため、聞けませんでした。残念。

なにかとイベントでいけなかったので、久々の考研でしたけど、なかなか面白かったです。来月もいくかな。

さて、明日は子供を連れて千足古墳へお邪魔させていただきますか。

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