恒例の考古学研究会岡山例会が今週末の11月14日(土)午後2時より岡山大学文・法・経済学部講義棟19番教室を会場に開催されます。
発表者と内容は以下の2本です。
宇垣匡雅 さん 「古墳の墳丘高−変化とその意義−」
白木英敏さん 「田熊石畑遺跡の調査概要」
宇垣さんはこれまであまり注目されてこなかった古墳の高さについての研究です。特に吉備の古墳の高さに注目され、その変化と画期について考察をされるそうです。
白木さんは福岡県宗像市にあり、弥生時代中期の墳墓と集落跡として知られる田熊石畑遺跡の調査成果を報告くださるとのこと。
いずれも力作の予感大です。いってみるかな。詳しくは下記のリンクから
考古学研究 岡山例会のご案内
| 2009年11月11日 23:05
| 岡山県考古学情報, 考古学研究会
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やっと再始動した天狗山古墳報告書の打ち合わせを兼ねて、久々に岡山大学へ行ってきました。赤磐市のA君よ、あきれかえってないで温かい目で見てね。もう少しで出しますから。
さて、本日の発表は奈良県立橿原考古学研究所附属博物館に勤務されている安藤さんと徳島県埋蔵文化財センターの近藤さんによる発表です。
安藤さんは立坂型特殊器台の形式学的細分をテーマにして発表されました。立坂型特殊器台とは、近藤義郎・春成秀爾両先生により1967年に発表された論文「埴輪の起源」にて提唱された最初期の特殊器台であり、総社市にある立坂遺跡例を標識とします。
安藤さんは文様の細分類と、間帯と呼ばれる文様帯と文様帯の間にある沈線文帯の成形技法に着目して類型化されていました。
かなり詳細な観察に基づく研究で、これまで多様な展開を見せると思われていた初期特殊器台の時期的変遷と、向木見型特殊器台へ向かっての制作技術の斉一化、文様の変遷などを整理されていたようです。
正直、あまりたくさんの例を見たわけではないのですが、立坂型は内面ケズリの方向、間帯形状、文様の形態などに多様な要素が見られる段階と、内面横ケズリ、文様が横方向に連続する弧帯文へ斉一化されていく段階の2つが認められるのかなぁ、とか素人目に思っていたので、かなり興味がそそられましたね。
続く近藤さんの発表は徳島市上八万町にある川西遺跡の調査成果に関するものでした。調査で見つかった鎌倉時代の石積みによる護岸施設を紹介されるとのことでしたが、残念ながら私用にて失礼したため、聞けませんでした。残念。
なにかとイベントでいけなかったので、久々の考研でしたけど、なかなか面白かったです。来月もいくかな。
さて、明日は子供を連れて千足古墳へお邪魔させていただきますか。
| 2009年10月10日 23:53
| 岡山県考古学情報, 考古学研究会
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今週末の9月12日(土)午後2時から4時まで、岡山市北区津島の岡山大学を会場に、考古学研究会岡山例会が開催されます。発表者、内容は以下のとおり。
東村純子 さん
「古墳時代後期における紡織の技術形態」
伊藤宏幸さん
「兵庫県淡路市垣内遺跡の発掘調査」
東村さんは古墳時代中期に渡来したとされる地機と高機の二つに着目し、律令期にいたるまでの布生産に関しての論考とのこと。
近年、埼玉県で地機が、大阪府で高機の部品がそれぞれ出土し、古墳時代渡来説が実証されたばかりです。これまでは石製品や平安時代の模型などから、その存在が推定されていたに過ぎない地機・高機。これは聞いてみたいですね。
垣内遺跡は淡路島北部でみつかった弥生時代後期の鍛冶集落で、昨年発見された際には大きな話題を呼びました。古墳時代の開始に当たって、畿内政権による鉄流通網の掌握が叫ばれて久しいところですが、弥生時代後期の畿内、およびその周辺域での鉄器生産の様相は必ずしも明らかではなく、その真相解明にせまる遺跡です。
ご都合のつく方は是非どうぞ。詳しくは下記のリンクから。
考古学研究会岡山例会のご案内
| 2009年09月10日 23:46
| 岡山県考古学情報, 考古学研究会
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