龍野城へ行ってきました

龍野城隅櫓
ゴールデンウィークに行楽地へ出かける予定の方も多いかと思います。少し前ですがお隣の兵庫県たつの市にある龍野城へ行ってきました。左の写真は城内南西隅にある隅櫓です。
さて、この龍野城は室町時代後期に播磨国守護をつとめていた赤松政則の子、赤松村秀により築かれた城です。当初は現在の城域背後にある鳥籠山山頂に築かれた山城でした。豊臣秀吉の中国征伐の後、一時期ではありますが秀吉の寵臣の一人である福島政則が入城していたことでも知られています。
江戸時代前期の万治元年(1658年)に一度廃城となりますが、寛文12年(1672年)に脇坂安政が入城し、以後脇坂氏10代5万3千石の居城となりました。脇坂氏入城の際、山上の郭は破却され、現在の陣屋式城郭に改められたのです。
この龍野城の城下町は景観条例が施行されていることもあってか、町並みや道の太さまで城下町の風情をそのまま残しています。古い長屋式の民家をあえてそのまま商店や休憩所として利用していました。
もちろん、実際に住まなければわからない問題もあるのでしょう。この状況では道路再開発や大形ショッピングモール建設はほぼ不可能ですから、最近住み始めた住民の負担は大きいでしょう。
しかし、駐車場係の小学校の先生や甘味屋の店員さんまで積極的に挨拶をしてくれて、市内の史跡や休憩所の場所を教えてくださる姿を見るにつけ、古い城跡の保存と魅力ある街作りを両立することができるのだと強く感じつつ、ここ龍野城を後にしました。






